先日、
表参道にあるヘアサロン【SENSE Hair】さんにて、
『教えて!ベンヌ先生!なかじーと学ぶ “Wガラス化応力緩和パーマ”』
という勉強会をさせていただきました☆
こんにちは!
メルリ代表×写心美容家の守部です☆
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さて、、、
このブログをいつも読んでくださっているお客様なら既にご存知かと思いますが、
メルリのパーマのメニューには、
【応力緩和Wガラス化エアウェーブ】
っていうなんとも聞きなれないパーマがあります。
エアウェーブであってエアウェーブではないもはや全くの別物w
これはどSシャンプー&トリートメントの開発者としてもお馴染みの、
どS美容師ことどSさん(最近痩せたらしい)、、、
が考案したエアウェーブのマシンを使用した全く新しいパーマ技法で、
僕も施術方法が公開されてすぐに食いつき、
自身の結婚式の食事会中にエアウェーブのマシンを購入する決断をしポチるというw
そこからの僕の応力緩和Wガラス化エアウェーブストーリーはこちらから↓↓、
(全部読むと美容師さんはけっこう勉強になる、、、かも)
そして今回、
あの表参道のヘアサロン、、
【SENSE Hair】
のオーナーで今をときめくお悩みヘアの救世主でもある、、、
【ナカジー】
こと中島さんがどSさんに、
「美容師はパーマがうまないといけんけぇ!」
とエアウェーブの購入を強く念押しされたらしく(爆)(もはや脅しwww)
でもここは男を魅せるなかじー、、、
あっさりエアウェーブのマシンを購入☆
ただ、
まだまだどS系の薬剤や商材などを使い始めたばかりでわからないことも多いのと、
どSさんのブログを読むだけでは応力緩和Wガラス化エアウェーブの工程がこれで合っているのか不安ってことで、
白羽の矢が立ったのが、
僕なんですね☆(もはやこのダイソンポーズは定番になりつつありますw)
まぁ確かに全国の美容室の中で一割というエアウェーブの所持率に加えて、
応力緩和Wガラス化エアウェーブなんていうマニアックな技法のパーマをやってる美容師さんなんて都内だと僕でも数えるほどしか知らないですからねw
というわけでこの度、
『教えて!ベンヌ先生!なかじーと学ぶ “Wガラス化応力緩和パーマ”』
というタイトルの勉強会に応力緩和Wガラス化エアウェーブの理論&技術解説として参加させていただきました☆
いざ表参道へ
GW某日、
いつもより少しだけ早めに営業を切り上げて表参道へ。。。
久々に表参道に来たけどやっぱりおしゃれな人が多いなぁ、
なんかテナントに空き増えたなぁ、、
なんて思いながら少し歩いていると、
あっという間に着きましたね☆(めちゃくちゃ良い立地)
ここからの内容は、、、
ナカジーが徹底的にまとめて記事にしてくれているので↓↓、
『教えて!ベンヌ先生!なかじーと学ぶ “Wガラス化応力緩和パーマ”①』
『教えて!ベンヌ先生!なかじーと学ぶ “Wガラス化応力緩和パーマ”②』
『教えて!ベンヌ先生!なかじーと学ぶ “Wガラス化応力緩和パーマ”③』
『教えて!ベンヌ先生!なかじーと学ぶ “Wガラス化応力緩和パーマ”④』
ザ・他力本願!!(爆)
いつも教科書のように上手くまとめあげるナカジーのブログは美容師さんに人気で、
今回の記事もかなりの反響があったみたいなので是非読んでみてくださいね☆
で、、、
技術もブログも丸投げして終わるのもアレなんでここでもちゃんと解説役の任を果たしたいと思いますwww
ここが重要!応力緩和Wガラス化エアウェーブ
勉強会でもお伝えした、
応力緩和Wガラス化エアウェーブの、
ここが重要!!
っていうポイントを勉強会の復習も兼ねてざっくりですがまとめたいと思います☆
美容師さんは参考にして自身の感覚と擦り合わせて答えを模索してみてくださいね♪
毛髪診断
まずは何よりも大切なのが、
【毛髪診断】
ですね。
一番最初のお客様の髪の状態を見極めるこの工程で、
全てが決まる!
と言っていいほど重要です。
逆に言えば、
毛髪診断さえしっかり適確にできていれば、
薬剤設定も工程も仕上がりもできたようなものです☆
応力緩和Wガラス化エアウェーブorデジタルパーマ?
よく質問で聞かれるのが、
応力緩和Wガラス化エアウェーブとデジタルパーマの、
【使い分け方法】
に関してですね。
これは毛髪診断の次に判断するところになります。
お客様の髪のコンディションや希望のパーマスタイルによっては、
応力緩和Wガラス化エアウェーブで予約が入っていたとしてもデジタルパーマの場合が良いことももちろんあります。
僕のお客様の場合は実はこれがよくありますねw
見極めが上手くなるとどっちでも行けなくはないのですが、
僕はしっかり使い分けています。
ワインディングはウェットの状態から
当然パーマをかける前にカットをするわけですが、
シャンプーをしてウェットでベースカットをし、
ドライしてドライカットからのパーマ工程、、、
って方はここでもう一度シャンプー台でお客様の髪をウェットにしてあげてください。
ワインディング時の髪の水分量を均一にするのと、
最初のマシンでの乾燥時にお客様が感じる熱を緩和してくれる効果があります。
物理的パワーと薬剤パワー
この応力緩和Wガラス化エアウェーブにおいて、
【物理的パワーと薬剤パワー】
の関係性とバランスは切っても切り離せません。
ここで言う物理的パワーとは、
ワインディングのテンションとロッドの太さとロッドを巻く場所とガラス化による乾燥、
薬剤パワーは、
アルカリ水の必要性とパーマ液の選定ですね。
ここのバランスを上手く取ることで応力緩和Wガラス化エアウェーブの醍醐味でもある、
【弱い薬剤でも短時間でしっかりパーマがかかる】
が可能になるんですね☆
チュービングとロッドの乾燥のチェックはしっかりと!
ワインディングが終わったらいよいよエアウェーブのマシンの登場ですね♪
全てのロッドにちゃんとチューブが接続されているか?
チューブの根元の部分が外れて浮いていないか?
もしお客様の髪の根元がワインディング中に乾いてしまっていたら軽くスプレイヤーで濡らしてあげてくださいね。
しっかりチェックをしてからガラス化による乾燥をスタートし、
乾燥が終わったらクーリングをした後に必ずロッドに巻かれている髪が中までしっかり乾いているかをチェックしましょう。(特にネープ部分)
一剤塗布はかかりにくい場所から素早く
乾燥工程が終わったら、
スプレイヤーで軽くロッド表面を湿らせて、(薬剤を浸透しやすくし弾かれないようにする為)
一剤をかかりにくいであろう場所から順番に一気に素早くかつしっかりと塗布していきます。(一剤はけっこうたっぷり使います。)
一人で薬剤を塗布するとどうしてもタイムラグが出てきますからね。
そのタイムラグを利用して塗布してからの放置タイム2分〜3分です☆
一剤を塗布してからはスピード勝負ですよ!
スポイド法とR-stopとスポイド中間水洗
一剤を塗布して2分〜3分経ったら、
素早くテストカールをし、
通常のクリープパーマの要領で7〜8割ウェーブが形成されていたら、
お湯の入ったスポイドで一度一剤をサラッと流します。
これにより余分な還元剤が流れ落ちる(もちろん完全にではない)と同時にわずかにクリープが進みウェーブ形成が増します。
慎重派の方はここでもう一度テストカールをしてみてください。
そしてすかさずR-stopを塗布して2分放置します。
ちなみにタイミングよくタオルターバンをチェンジすると2分なんてすぐですw
そして最後にまたお湯の入ったスポイドでロッドの表裏としっかりめに中間水洗をします。
この辺りがベンヌ式とも言われるポイントですね☆
不安な方はシャンプー台でしっかり中間水洗してください。
ガラス化の温度と時間
中間水洗が終わったら、
タオルでロッドの表面の水滴などを拭き取り、
再びロッドにチューブを接続して二度目のガラス化工程に入ります。
ここでガラス化の温度と時間なんですが、
基本的にマニュアルで55度フルスロットルでいきますがお客様が暑いようでしたら微調整します。
とにかく乾けば良いのですw
応力緩和Wガラス化エアウェーブにとってエアウェーブのマシンはただの乾燥機でしかないのですwww
時間は髪の量や温度にも左右されますが、
ポイントやショートで7分〜10分、
ミディアムで12分〜15分、
ロングで20分〜、
と髪の長さで結構変わります。
ショートのトータルのガラス化タイムが20分だとしたらロングは40分以上ですからね。
ここで確保する時間や料金設定を検討するといいかもしれませんね。
二剤には必ず過酸化水素水を
二度目のガラス化が終わりクーリングをして髪がしっかり乾いているのをチェックしたら、
二剤を塗布していきます。
ここでの二剤は必ず過酸化水素水を使用してください。
それによりふんわりやわらかい仕上がりになります☆
後はロッドアウトし、
抹消処理などの後処理をしっかりしたら仕上げですね。
お客様の髪質のやわらかさそのままにパーマがかかっていれば成功です☆
コテやアイロンでは出せないパーマの良さを☆
勉強会の復習も兼ねてかなりざっくりとまとめさせていただきましたがいかがでしょうか?
細かいことを言い出せば結構きりがないのですが、
だいたいこんな感じですねw
ナカジーがブログで連載した影響で眠っていたエアウェーブが復活する美容師さんも、
そして新たにエアウェーブを購入し一から始める美容師さんも、
これをきっかけに多くなることでしょう。
しっかりマスターしていただいて、
お客様にアイロンやコテでは出せないパーマの良さを感じていただけるように、
そして、、、
パーマのあるヘアライフスタイルの提案をしていただければと思います☆
少し長くなりましたが、
質問などあれば気軽にFacebookにメッセージをいただければお返事させていただきますし、
今回の勉強会も時間帯や段取りなど反省点がいくつかあるので、
あくまで要望が多ければですがまた小規模なセミナーを開ければとも思っています。
それではまた!!
最後まで読んでいただきありがとうございました☆
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