僕が考える【これからの正社員美容師】の雇用環境とは?



こんにちは。

株式会社Maison-de-Merli代表取締役写心美容家の守部健太です。

 

 

前回までのおすすめの記事

カット一万円の美容師と呼ばれるようになって。

 

【二兎を追う?】一人サロンの遅刻&ドタキャン対策やキャンセル料問題への持論

 

僕をカット一万円の美容師にまで押し上げた経営論

 

実際に会って話すことが大事。

 

150から333。

 

1月2月が閑散期で暇とか言ってる暇は無いはずですよ。

 

まだ読まれていない記事がありましたらどうぞ。

 

僕が考える【これからの正社員美容師】の雇用環境とは?

前回の記事↓↓

業務委託やフリーランスよりも魅力的なこれからの正社員美容師

の続きですね。

最初に言っておきますが、

まぁあくまで僕個人の理想みたいな考えですのであまり期待はしないで下さいw

但し実際にこうなっていかないと正直、

美容師ヤバイんじゃない??

って社会的にも業界的にも思われても仕方ないかなぁと考えてはいます。

 

ではでは、

前回の最後がこんな感じ↓↓

ここで僕が改めてさっきの、

「このオーナーの元で働きたい!」(リーダーやサロンの魅力)

「やりがいを感じれる!」(仕事への責任や充実感)

「環境が整っている!」(給与や休日や福利厚生などの待遇面)

「美容師という仕事を楽しめる!」(技術や接客や勉強を通してのお客様との関係構築)

を見た時に、

これからの正社員美容師に必須なものとしてまず最初に選んだのが、

【環境】です。

リーダーやサロンとしての魅力はまだまだ成長していかないといけないくらいですし、

仕事への責任感や充実感や楽しさは働き始めないと得れないですしね。

そんな僕が考える【これからの正社員】の雇用環境とは?

だったのでこの続きからですね。

 

まず僕はこの日本の美容業界全体の雰囲気を客観的に見て、

「未熟だな〜。」

って思っているんですよね。

もちろん僕なんか独立してまだ3年半で今は1人社長やってるような米粒以下的な存在なので、

美容師としても経営者としても年商も年収も年齢もまだまだ未熟なんですけど、

それでもこう何て言うか上からふわっと客観的に見渡した時に、

「未熟だなぁ〜。」って感じるんですよね。

それがなんでかっていうと、

昔から長年ある職業であって、

信号やコンビニよりも多くこれだけたくさんの美容室があるのに、

日本の美容業界の社会的成長スピードが遅すぎる気がするんですよね。

 

僕がここで言う社会的成長スピードっていうのは、

美容師という職業の価値や地位の発展スピードのことです。

例えばわかりやすいのが、

国家資格の中でも平均年収がほぼ最下位

とかですね。

何かにつけて度々話題に上がるんですが正直、

「一体いつまでこの平均年収のイメージ続くんだよ!」

っていうくらいウンザリしています。

なんでこんなことになってるんでしょうね?

これ僕が思うに、

日本の政治そっくりなんですよねw

いろんな負担を次の世代に次の世代にみたいな。

もちろん一部の人達はしっかりやってくれているけども、

全体の流れは変わらないみたいな感じです。

 

多くの国民(お客様)が投票(支持)してトップに立った政治家(美容師)が、

国(美容業界)の政治(経営)の仕方を間違えたからいつまで経ってもイメージが変わらないんです。

で気づいたら中国(異業種の経営者とか)に自分達のステージを荒らされてあたふた冷や汗みたいなのと余裕で気にもしていないのとの二極化。

これいつまで続くんでしょうね。

そろそろ本気で変えていかないとですよねw

そろそろ本気で日本の美容師全員でくらいの勢いで変えていかないと本当にヤバイと思いませんか?

僕は本当にここを変えて行くのに皆さんに協力してほしいんですよ。

 

そしてそれを叶える為にやらないといけないことが、

【これからの正社員】の雇用環境という、

新しいスタンダードを作らないといけないと思うんです。

そしてまずはその最低条件が、

【週休2日制月8日休み】(完全週休二日)

【1日8時間労働+1時間休憩】(残業するなら残業手当)

【社会保険完備】(加入条件を満たしている場合は絶対)

という、

よく新卒の学生が就職先に求めてくるような条件ですw

「そんなの無理に決まってんじゃん!美容師なめてんの?」

って思った方は正直多いと思いますが、

これ、、、本来は当たり前にやらないといけないことなんですよ。

美容業界の新しいスタンダードは一般企業では普通のことなんです。

 

ちなみに僕の会社は今は一人社長ですが、

【完全週休二日制】(1年以上の雇用実績あり)

【1日8時間労働+1時間休憩】(をベースにフレキシブルに対応して残業代も出します。)(1年以上の雇用実績あり)

【社会保険完備】(昨日手続きしてきましたw)

を叶えています。(社会保険に関しては法人化後すぐに入る予定でしたがスタッフが辞めるのを言い訳にダラダラ先延ばしにしてしまっていた次第です。まだまだですね〜。)

「1人サロンや1人会社だからできるんでしょ?」

って言われるかもしれませんが、

「1人サロンで1人会社でこれらをできている人たくさんいますか?」

って聞かれたらあまりいないんじゃないですかね?

僕は人を雇って一緒に働くのであればこの理想を貫きたいっていうのを最初から掲げていたので、

馬鹿だと言われようともまずは1人でこの環境を整えました。

まぁ僕からすればこれが人を雇用するための最低条件であり、

【これからの正社員美容師】には当たり前の条件だと考えているわけです。

この考えを理解してついて来てくれる実現できる人財を集めて育てて共に成長したいのです。

そして同じような考えで美容室を経営してくれる方が増えて業界の底上げをしてくれるといいなぁと思っています。

 

 

長くなってきたのでここで一旦終了して、

続きはどうしましょう??

 

 

最後まで読んで下さりありがとうございました。

 

Facebookの友達申請はこちらからお気軽にどうぞ→守部 健太(写心美容家)のFacebook

 

サロンのブログはこちらから→メルリヘアリビングのブログ

 

Twitterのフォローはこちらからお気軽にどうぞ→守部 健太(写心美容家)のTwitter

 

投稿者プロフィール

守部 健太写心美容家
1983年兵庫県神戸市生まれ、大阪府枚方市育ち。高津理容美容専門学校美容科卒業後、就職を機に上京。都内5店舗とフリーランスの経験を経て、2013年独立。東京都世田谷区にMerli~hair×living~をオープン。都内のみならず、関東・全国の髪に悩む女性を顧客に持つ。「本当に価値のあるヘアサロン」をお客様に感じていただけるよう、日々技術と知識の探求に努め写心美容家として美容の匠を目指す。






2 件のコメント

  • 自分は中年美容師ですがシンガポールで活動中。
    美容室を会社とすると50歳の社員が年収500万、800万もらえるか?退職金60歳で1000万もらえるか?ということです。若いといいがいずれ自分でなんとかしないといけない仕事なので若いときからわかりきってますから、、、。どこまでいっても職人として生きることで世界をまわれます。

    • はじめまして。守部です。

      コメントありがとうございます!

      職人美容師を極めてらっしゃるんですね。
      シンガポールでもリセッターができるとは。

      この記事の本質としては50過ぎてもそのくらいの年収がもらえるのを当たり前にしないと美容師ヤバイよって話なので叶えて行けるよう頑張ります。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    ABOUTこの記事をかいた人

    1983年兵庫県神戸市生まれ、大阪府枚方市育ち。高津理容美容専門学校美容科卒業後、就職を機に上京。都内5店舗とフリーランスの経験を経て、2013年独立。東京都世田谷区にMerli~hair×living~をオープン。都内のみならず、関東・全国の髪に悩む女性を顧客に持つ。「本当に価値のあるヘアサロン」をお客様に感じていただけるよう、日々技術と知識の探求に努め写心美容家として美容の匠を目指す。